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チェーン規制と冬用タイヤ規制の区別

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道路情報の細かい話し

高速道路で積雪凍結の区間に出されている規制を「チェーン規制」と分かりやすさ優先で会話や文字にする事が多く、私も言葉の選択に悩んだ末に、最近ではブログやSNS上でも、一括りにしてチェーン規制として表記してました。

冬になるとチェーンを毎日のように脱着して使っていた我々世代には、雪道の情報としてチェーン規制というと通りが良い気もするのですが、今の時代ではチェーンを実際に脱着した事がない人、更にはチェーンなんて実物を触れた事もない人も多いと思います。

ただ実際に見聞きする規制内容はチェーン規制と言うよりは、冬タイヤ規制ばかりでした。

言葉として気になるけど、分かりやすさ優先してきた

そんな感じで、個人的にはチェーン規制と単純化してブログやSNSに投稿することに微妙な違和感を感じながらも、通じやすく単純な方が良いと誰も細かい話など区別を望んでないと思って目を瞑って来ました。

でも、そんな気持ちを察したかのように(全然理由は違うと思うけど)、

昨日、私の愛用するカーナビタイム(スマホナビ)が規制の表現を従来のチェーン規制から内容別に区別されることになりました。

カーナビタイムさんアップデート情報

チェーン規制だったのを冬用タイヤ規制と区別するようになった

私も長年車のカーナビと併用して愛用するスマホナビのカーナビタイムですが、こうして着実に進化しているようです。

カーナビタイムに興味を持たれた方は、注意点としてはカーナビタイムはスマホナビでは珍しい有料版だということです。

有料で使う場合は、最初の数ヶ月くらいは月額課金でも良いと思うのですが、一年以上使う覚悟が決まったら年単位で購入した方がお得です。私はいつもAmazonさんから一年単位で購入してます。

スマホナビについて、誤解ないよう補足をさせて頂きますが、私のような緊急便業務にも大丈夫と言うつもりではありません。

スマホナビだけでは不足する場面が必ずありますので、私のようなチャーター業者さんが、これだけで済まそうとするのは時期早尚だと思います。

トンネルで力不足が露呈するスマホナビ

その理由はいくつかありますが、スマホナビは車両のセンサー情報を利用する本物のカーナビと比べると長いトンネル内で圧倒的に自社位置の正確さが劣ります。
数キロ以上の長いトンネル区間で、その中で分岐があったり、地上に出た直後に分岐がある場合にはスマホナビでは全く役に立たない事があります。稀にトンネルが長くても、運良く一定速度で走れた場合など数キロのトンネルでもズレが少ない場合もあるのですが、GPS測位できない状態で自車速度が変化した場合には役に立たないと思った方が安全です。

目的地をセットして走り出してしばらくしないと自車方向がめちゃくちゃなカーナビタイム

もう一つ大きな欠点があります。

それは、見知らぬ土地で行き先を設定しても発車して数百メートル走るまでは、自分が向かう方向としてあっているのか?
非常に怪しいんです。

スマホにだってジャイロが内蔵されているし、CarPlay接続したら車両情報も少しはあるはずにも関わらず、発車時点では大昔のジャイロの内蔵されてなかった時代のカーナビのように方向性が定まるにはある程度走行した先になります。

対策としては車載ナビと併用するか、自分の周囲を見渡して、どっち向きに停車しているのかを自分で把握してカーナビタイムの回転方向が正しくなるまで自力で走るしかありません。

それでも私がカーナビタイムを長年契約する理由

ではなぜ私がプロドライバーなのに、この大きな欠点を知っていても長年カーナビタイムを有料契約しているのか?

と言いますと、トンネルなどでは当てにできないとしても、発車直後はめちゃくちゃだとしても、

カーナビタイム(などのスマホナビ)は、最近開通したばかりの新しい道路がほぼ即日反映されるメリットがあるからです。

新しい道路に対処するのにはカーナビタイム(スマホナビ)を車載ナビと併用するのが、日々知らない土地を走ることになるチャーター便の運送屋としてベストな組み合わせだと今日現在は考えてます。

ちなみにですが、車載ナビだって地図更新すれば?
というご質問の声も聞こえそうですが、車載ナビの地図更新は毎年やったほうが良いのは確かですが、それだけでは全然ダメです。

仮に今年リリースされた最新データーに更新しても、そのデーター自体がそもそも一年前収録って感じになるので、最近になって開通した道路には無力になってしまうからです。
その点、カーナビタイムなどのスマホナビはここ一年開通どころか、今日開通の道路まで対応してくれたりするので助かってます。

その恩恵で今はまだプロ仕様としては欠点があるカーナビタイムを有料契約している状態です。

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